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【新館神社】青森県上北郡七戸町

神社の基本情報

  • 神社名 : 新館神社
  • 住所  : 〒039-2403 青森県上北郡東北町新舘八幡7
  • 御朱印 : 御朱印有り
  • 創立年 : 正治元年(1199)

御由緒 ・ 歴史

南部藩の祖・南部光行が藤原征伐の功績により鎌倉幕府より南部地方の知行を認められる。
三男南部朝清を七戸に配置。
朝清が甲州南部庄から八幡宮を遷座したのが始まりとされている。
                             (※境内御由緒参照)

御祭神

誉田別尊と言われる第十五代応神天皇。

 応神天皇とは?
   古代日本を全国統一された後、各地を巡り農業・畜産・工業を指導奨励された天皇。 

御神徳

農業・産業・畜産の隆盛
商売繁盛、家内安全、交通安全、厄除、安産、病気平癒、学業成就、大願成就

御祭典

例大祭   毎年9月15日

境内の施設について

・ 鳥居の造り・種類
 鳥居の見た目や形状から、【明神系】の【両部鳥居】だと思われる。
両部鳥居の最大の特徴と言われる、柱の前後にある控え柱が確認できる。
雪で見にくいながらも、笠木・島木が共に反っている。

・ 狛犬の様子
 雪の中に鎮座。かろうじて口元が見え、阿吽の形を作っていた。
尾を見ていたら、某忍者漫画を思い出しまして…。

・ 拝殿の彫刻等
 小さいながらも、龍の彫刻を見ることができる。
正面には飛翔している様を想像することができるのではないか。

・ そのほかの施設
駒の産地としても有名で、以前書いたが七戸には江戸時代の絵馬が数百点見つかっている。そんなこともあってか、神様に願いを届ける役割も持つ馬を祀っているのだろうか。

・ 神門
 拝殿から向かって左側には古い明神系の両部鳥居が見られる。
鳥居をくぐり、直ぐに門がある。どうやらここが新館神社の神門になるようだ。
少々古く感じたが、俗世と神域とを分け隔てる門。
雪の中にあっても温かみを以て迎え入れてくださる。

御朱印の写真

奉拝の文字の下の神紋は【左三つ巴】
シンプルだが、丁寧な字体をしている。若干かすれ気味の神社印だが、良い味を出している気がする。
御朱印は神門側の道路側にある。拝殿に簡単な地図があるため、それを参考にすると着ける。

普通の民家。

神社の雰囲気

 車通りに面している場所に鎮座しているが、喧騒さはほとんどなく静か。
車通りに面しており、紅く大きい鳥居があり目立つように見えるが、若干道路から外れているため【新館神社】の看板が無いと通り過ぎるか・気づかない場所にある。

鳥居から社殿までは一本道。
社殿を正面にして、狛犬の鎮座されているところから左側に神門がある。
その近くに手水舎の名残があるが、現在は撤去されているのか確認できなかった(雪…)。

狛犬だけでなく社殿の方向を向くように馬も鎮座されている。
狛犬同様に雪がかぶっていたが、中々に立派な雰囲気がある。

小さい神社ながらも社殿に彫刻が施されている。
参道は雪かきもされている箇所もあり、参拝中も何名かが参拝に訪れていた。地元の方々に愛されているのだろうと、推測している。
派手さはないが、木々に囲まれながらも厳かな雰囲気を醸し出していた。
神門はあったが、垣に囲われていないが、きっと周りの木々がそういう役割を果たしているのか、神域・聖域感を出していた。本殿の神様を守っているように感じられた。

ただ冬場は寒く歩きにくいので注意が必要。

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