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要心寺/高山稲荷神社のご近所

高山稲荷神社の休憩所にて、『チェスボロー号』のことに触れ参拝することに。似たようなことあったよね?オスマン帝国と和歌山県だったような?

基本情報

寺院名  : 要心寺
宗派   : 日蓮宗
山号   ; 三橋山
正式名称 : 三橋山要心寺
住所   : 〒038-3282 青森県つがる市木造筒木坂松本99−1

御首題  : あり
開山   : 嘉永6年(1853)
開山年  : 要心院日正上人
その他  : チェスボロー号の乗組員の墓所がある

歴史

江戸後期の嘉永6年に創立。開山開基は要心院日正上人。三橋山要心庵と称していたが、明治33年(1900)に【要心寺】と寺号公称。
当地は石川家・長内家と法華経の教化を受けた人が多くいたが、地区の豪族である三橋家の家人が病気にかかり、要心寺の本寺である木造町實相寺第15世日淳上人の修法加持によって病気が回復したころから、日蓮宗に改宗し寺領を寄付し、本寺實相寺より檀家5戸の分檀を得て創立された。
祈祷本尊の鬼子母神様は要心寺諸尊の中で最も古い。
境内地には明治22年(1889)近くの日本海にて座礁転覆の米国帆走船、チェスボロー号遭難者2名の墓所がある。毎年米国より墓参が行われている。
平成13年から、子供研修会『山寺のつどい』を毎年開催。

御首題について

・ あり
・ 初穂料はお気持ち

御祭日

・ 1月1日   : 新年祈祷会
・ 2月下旬  : 星祭り祈願祭、鬼子母神御開帳大祭
・ 3月春分の日 : 春彼岸供養会
・ 6月下旬   : 大黒祭、守護神祭
・ 7月下旬   : 山寺のつどい
・ 8月28日   : 鬼子母神御開帳大祭、御盆供養
・ 9月秋分の日 : 秋彼岸供養会、水子観音様祭礼
・ 旧暦10月13日: お会式、日蓮聖人報恩会
《毎月行事》
・ 13日午前7時 : 和讃練習会
・ 28日午前9時 : 盛運祈願祭
・ 28日午後7時 : 和讃練習会

鬼子母神様について

・ きしもじん/きしぼじん
・ 他人の子供を食い荒らしていた夜叉神が、お釈迦様に論されて改心し、仏教の守護神となった
・ 安産・子育ての神様
・ ザクロを持ち、子供を抱く姿で描かれる
・ 特に日蓮宗の寺院で祀られる
・ 元々はインドの夜叉神のパンチーカの妻
・ 多くの子供を養うために、人間の子供を食べていた
・ お釈迦様が彼女の最も愛する末子を隠す
・ 子を失う悲しみを悟らせたことで改心したとされる
・ 子供を守る善神
・ 安産・子育ての神として信仰される一方で、盗難除けの神とも
・ ザクロは実が多いことから多産のシンボル
・ 鬼の角が無い字が使われることが多い
《御利益》
安産、子授け、育児、子供の健康、病気平癒、無病息災、盗難除け、厄除け
《日本三大鬼子母神》
・ 雑司ヶ谷鬼子母神(豊島区・法明寺)
・ 入谷鬼子母神(台東区・真源寺)
・ 中山鬼子母神(千葉県市川市・遠寿院)

チェスボロー号とは?

・ 明治22年(1889)に青森県車力村(現在のつがる市)起きで遭難・座礁した米国帆船
・ 乗組員は23名
・ 1889年に神戸と函館で積荷の石油を降ろし、函館で硫黄を積み込みアメリカへ向けて出港
・ 10月30日に、暴風によって車力村日本海(七里長浜沖合)で座礁
・ 当時の車力村民の決死の救助により、23人の乗組員のうち4人を救助した
・ とある船員は瀕死の状態だったが、村の女性(工藤はん)が一肌で温めたことにより回復
・ さらに救助の支援を要請するために、村の若者2人が、青森県庁まで約64kmの道のりを走って状況を伝えた
・ この若者2人は、整備されていない様な山道を9時間近く走り続けたという
・ その後生存者4名は無事にアメリカへ帰国を果たした
・ 犠牲となった19名は村人の手によって捜索され、手厚く埋葬された
・ チェスボロー号の乗組員たちの墓所が要心寺
・ 高山稲荷神社近くには遭難慰霊碑がある
・ 同時期に起きた遭難事故が和歌山県で起きている
・ その時の遭難事故は、当時における【日本の海難史上初の大規模な外国船の海難事故】と言われている
・ 犠牲者は500名以上
・ オスマン帝国(現在のトルコ)海軍の軍艦【エルトゥールル号】
・ 事故が起きたのは1890年(明治23年)
・ このときの救助等により、トルコとの交流が始まるとか

近くの有名な場所

・ なんといっても【高山稲荷神社】
・ 千本鳥居が有名
・ 春夏秋冬で様々な貌を魅せてくれる
・ ほかには亀ヶ岡遺跡群も有名
・ 亀ヶ岡と言えば『遮光土偶』が有名か
・ 木造駅の駅舎の『シャコちゃん』のモデル
・ 目が光るアレ
・ 少し離れているが、金木町の【斜陽館】もお勧め
・ 太宰治記念館
・ 太宰治の生家
・ 外観は和風だが、中は和洋折衷の建物
・ 桜の季節ならさらに足を伸ばして、芦野公園もお勧め

境内の様子

【門・御題目碑】
・ 山門は無い
・ 門の近くに御題目碑
・ うん、日蓮宗だ
・ 御題目碑の隣には『チェスボロー号』の看板があった
・ 門の隣にあるのは『観音堂』

【参道】
・ 門を入り登っていくと御本堂
・ 登ってすぐの左手には水子地蔵
・ 雪は少ないなぁ…3月なのに

【御拝殿】
階層   : 平屋建て
材質   : 木造
建築様式 : 入母屋造
屋根の特徴: 平入
屋根の材質: 鉄板葺
・ 雪国には当たり前の二重玄関
・ これが無いと………玄関が凍るんだよ
・ 少しの隙間で雪が入ってくる
・ 外観は近代風
・ 内部は落ち着いた雰囲気で広々とした空間
・ ストーブも完備
・ まぁ無いと大変だからなぁ
・ 坂を上った先にすぐにある

まとめ・感想

ほぼ毎年のように参拝している高山稲荷神社で存在は知っていたが中々こちらには参拝できないでいた。しかし今年は例年以上に雪が無いことと、時間もあったので訪問することに。調べたところ高山稲荷神社から近い近い。スムーズに行けた(雪が無いからなぁ)。雪は無いが寒風は身に染みる。
チェスボロー号のことを高山稲荷神社さんの休憩所で知りこちらに向かうことに。ほぼ毎年参拝している高山稲荷神社へ向かう道中目にはしていたが、なかなか足が向かなかったが今年は自然と向かうことに。呼ばれたのかは分からないが…。
最初のお出迎えは観音堂。そこを通り過ぎて坂道を登ればお寺の入り口。雪が無いのですんなりと登れるが、コレ雪あったら…また足が向かないんだろうなぁ…。
境内は狭すぎず広すぎず。海に近いため高い場所にあるだけで安心できる。見晴らしはそれなり。雪は少ないと言ってもあるところにはあり、犠牲者のお墓のお参りへの参道は通れず。これは『またおいで』ということか…?

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