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見入山大悲閣/虫はいいんだよ…

快晴!1ヶ月前は曇り空と霧雨で止めたが、今回は!十二湖の青池帰りに寄ってみました。

基本情報

霊場名  : 見入山大悲閣
住所   : 〒038-2413 青森県西津軽郡深浦町追良瀬初瀬山草分

宗派   : 古義真言宗
御詠歌  : 深山路や 檜原松原 分け行けば 山も誓いも 深き谷川
御朱印  : あり
御本尊  : 如意輪観世音菩薩
建立年  : 不明
創立者  : 智証大師
その他  : 津軽三十三観音巡り9番札所

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歴史

創建は不明だが、智証大師によって開かれたのがはじまりとされる。
1344年に行円大徳によって再建。
10番札所の円覺寺の管理となってからは『飛び地境内』と呼ばれる修験の場とされた。
御本尊は聖観世音だった。しかし当初は14番札所だったが、現在の9番札所に変更に伴い、現在の如意輪観世音になった。
大正11年に観音堂は火災で焼失。
大正13年に再建されたのが現在の観音堂。

御朱印について

・ あり
・ 円覚寺でいただける
・ 津軽三十三観音巡り9番札所

御祭日

大祭  : 9月15日

御本尊

如意輪観世音菩薩

御本尊について

【如意輪観世音菩薩】
・ にょいりんかんぜおんぼさつ
・ 観音菩薩の変化身の一つ
・ 人々のあらゆる願いを叶える力を持つ
・ 如意宝珠と法輪を持つ

《特徴》
・ 一面六臂像が一般的
・ 如意宝珠は『意のままに宝を出す珠』
・ 法輪は『仏の教えを象徴する輪』
・ 右手を頬に当て、人々を救う方法を思惟する姿
・ 右ひざを立てて、両足裏を重ね合わせる坐り方『輪王座』をしている

《御利益》
智慧、財福、福徳授与、安産、延命

《真言》
オン・ハンドマ・シンダマニ・ジンバラ・ウン

周辺の観光地

【十二湖】
・ 一番有名なのは【十二湖】
・ 白神山地も有名
・ 十三湖も青森県にはあるが、十二湖とは全くの別物
・ 十二湖で有名なのは【青池】
・ 本当に青い
・ 駐車場がありそこから徒歩で10分ほどで青池に着く
・ 駐車場料金は500円
・ 十二湖への入場料は無料
・ 十二湖へ向かう途中から白神山地への参道がある
・ 『十二湖』だが、湖は『33湖』ある
・ 冬季の12月~3月は閉鎖されているため、十二湖へはいけない
・ お土産は駐車場の近くにある【森の物産館キョロロ】で買える
・ 時期によっては熊が怖い。キョロロでも熊鈴を買える
・ 『日本版モネの池』と言われる
・ 十二湖は、1704年に発生した大地震による山崩れで出来たといわれる
・ 去年の大雨で茶屋『十二湖庵』は営業中止となったとのこと

【驫木駅】
・ 御朱印をいただける円覚寺へ向かう途中にある無人駅
・ 青春18切符のポスターにも選ばれたことのある駅舎
・ 此処から眺める日本海は絶景
・ 近くには千畳敷もある
・ 日本海は荒々しい海
・ 『轟』ではなく『驫』
・ JR五能線
・ 木造駅舎

境内の様子

【鳥居】
笠木  : 反り増しあり
島木  : あり・反り増しあり
木鼻  : あり
楔   : あり
額束  : あり
その他 : 柱の上部に台輪
・ 足腰に自信のない人はここで参拝してもいいらしい
・ 鳥居は明神系鳥居の発展形の【台輪鳥居】
・ 入口の鳥居をくぐってすぐから荒道&山道
・ 額束には梵字

【参道】
・ 山道
・ 観音巡りの中でも随一の難所らしい
・ 手すりがあるので安心………安心?
・ 途中で観音様の応援をいただける
・ 虫はいいんだよ…
・ 熊がなぁ…
・ いざ登り始める直前に【供養塔】がある。お祈りしてから山道へ!
・ 階段あるからわかるが………入口付近は…

【胎内巡り】
・ 奥に行く勇気はなかった
・ ワイ以外の別の何かの物音は怖いよ
・ ここに不動明王様

【御社殿・御拝殿】
階層   : 平屋
材質   : 木造
建築様式 : 入母屋
屋根の特徴: 平入
屋根の材質: 鉄板葺
・ 懸造
・ どうやって作ったんだろうね?
・ 何故この場所だったのでしょう?
・ 以前行った多賀神社や山王坊日吉神社よりも凄い造り
・ 拝殿に入る入口の鍵が元始的
・ 中は整理されており、埃臭さは感じられない
・ 天井の梵字は見ごたえあり
・ 意外とカラフルな梵字
・ 多賀神社同様に見晴らしは…う~ん…
・ 大正年間から此処に残る霊場。現在(2025年)の某映画の時代も大正年間。それ考えると凄いな…

【その他】
・ 鳥居をくぐる前の広場にも観音様が鎮座されている
・ 山登りに自信がない人達用の参拝場所
・ これはこれで有難いかも
・ ただ山道を登った先には、立派な建造物が見られる
・ 御社殿・御本殿の隣には多くの摂社と末社が鎮座

まとめ・感想

本来は円覚寺参拝の日に目の前まで行ったが、小雨が降って来たので「あ~…次回だ」ということで、今回やっとのことで参拝に。
装備物はラジオに熊鈴×2個にオニヤンマ君2匹。この時期は熊がなぁ…少しの物音があったら引き返す覚悟をもっていざ出発!虫は平気なんだけどねぇ…。まだ6月なのに暑いね!数年前まではまだ肌寒い季節だったのに…。
鳥居をくぐり少し歩くと山道に。錆錆だけど手すりがあるだけで安心するね。………登りは良かったが、下り道は怖いなぁ。途中途中で観音様の『けっぱれ!』という掛け声を心に上ったり下ったり………すると見えてきた観音堂。15分くらいかな?立派な懸造の建造物!県内の人でも知る人ぞ知る、なんだろうなぁ。
勿論無人だが、周りも中も綺麗にされている。観音堂の出入り口のカギは原始的なモノ。観音堂内からの見晴らしは…う~ん。季節によっては綺麗なのだろう。木漏れ日で中は意外と光が入り見やすい方かなぁ。

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