近場や穴場の神社紹介。地元の紹介。

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沖舘稲荷神社/最近はめっきり見えなくなって

ワイが小学生の頃は、小学校の敷地内にいたんだけどなぁ…。今は少ないんだっけ?

基本情報

神社名  : 沖舘稲荷神社 
住所   : 青森県青森市沖館5-5-5(駐車場は神社の向いにあり)

御朱印  : あり
建立年  : 正規町天皇の御代(1557年11月~151586年12月)
創立者  : 藤原家子孫
その他  : 境内には二宮金次郎石像がある

歴史

正規町天皇の御代に藤原家子孫が陸奥国平定の命を受け、上方表より背負い来た御神体を沖舘村と古川村の産土神として勧請。以来、縁の人物は田畑を切り開きながら村塾を開設。現在の沖舘小学校及び近隣の小・中学校はその流れを受けている。
歴代の青森の街づくりを推進した方々も、沖舘稲荷神社の縁人。

御朱印について

・ あり
・ 初穂料400円
・ 境内にある社務所でいただける

御祭日

・ 1月1日    : 歳旦祭、新年祈祷祭
・ 2月      : 厄祓際、初午祭
・ 3月10日    : 祈年祭
・ 7月9日    : 宵宮祭
・ 7月10日    : 例大祭
・ 10~11月中旬 : 七五三
・ 11月23日   : 新嘗・感謝祭
・ 12月31日   : 除夜祭

御祭神

・ 倉稲魂命
・ 須佐之男命
・ 大市姫命

御祭神の神格と御利益について

【倉稲魂命】
・ うかのみたまのみこと
・ 上記は【日本書紀】での記載
・ 古事記では【宇迦之御魂神】
・ 読み方は同じ
・ お稲荷さん
・ 須佐之男命と大市姫命の子供
・ 女神で描かれる
・ 八百万の神々の中でも代表的な食物神
・ 酒食を保証する神のため、倉稲魂と表記
・ 稲荷信仰と習合して全国へ
・ 同じ食物神の【豊受大神】とは同一の神格と見られている
・ 伏見稲荷大社の主祭神→倉稲魂命
・ 伊勢神宮→豊受大神
・ どちらも食物神
《神格》
穀物神、農耕神、百貨店の神、諸産業の神、麻雀の神、タバコ屋の神
《御利益》
金運向上、産業振興、商売繁盛、家内安全、芸能上達、五穀豊穣、諸願成就、交通安全

【須佐之男命】
・ すさのおのみこと
・ 伊邪那岐の禊によって生まれた三貴子の一神
・ 姉神→天照大御神
・ 弟神→月読尊
・ 妻神→櫛名田比売、神大市比売
・ 神大市比売との間の御子神→大年神、倉稲魂命
・ 荒々しい神
・ 物語によっては乱暴者であり、英雄でもある
・ 変化に富んだ神。人間らしい俗っぽさも感じられる神様
・ 日本で初めて和歌を詠んだ神
・ 別称の一つに牛頭天王がある
・ 伊邪那岐命より海原の統治を任されるも、母である伊邪那美命が恋しいと責務を放棄
・ 伊邪那岐命より高天原追放を命じられる
・ 天照が日本史上初めて引きこもり事件の遠因となった神
・ 高天原追放後は出雲へ。八岐大蛇伝説の舞台
《神格》
農業神、防災除疫の神、歌人の神、木の神、根の国神、暴風雨神
《御利益》
縁結び、学問上達、文学上達、病難除去、水難除去、火難除去、五穀豊穣、厄除け、商売繁盛、病気平癒、林業守護

【大市姫命】
・ おおいちひめ
・ 古事記では【神大市比売】
・ 父神は山の神である大山津見神
・ 夫神は須佐之男命
・ 倉稲魂命は子神
・ 『神大市』は「神々しい立派な市」
・ 古代より日本の市場は、山菜などの山の恵みを交換する場所
・ 山の神である大山津見神の娘である神大市比売命は、市場の神という流れ
・ 市場のルーツは推古天皇の時代までさかのぼる
《神格》
市場の守護神、五穀神、百貨店の神
《御利益》
商売繁盛、開運招福、女性守護

二宮金次郎の像

・ モデルは江戸時代後期の農村復興指導者の二宮尊徳の幼少期がモデル
・ 建立の目的は『親孝行』『勤勉』『学問奨励』の境域的シンボルとして
・ 1920~30年代の小学校に多く設置された
・ 二宮金次郎の銅像を制作したのは、東京美術学校の岡崎雪聲氏により1910年に制作
・ 薪を背負い本を読みながら歩く姿が基本
・ 近年は【歩きスマホ】を連想させるなどのいちゃもんにより撤去が進んでいるとか
・ もう…あほかと
・ 二宮尊徳の有名な言葉に『道徳亡き経済は犯罪であり、経済亡き道徳は寝言である』という名言がある
・ 現代の教育方針に合わない・戦前教育の象徴・時代のズレ・学校の統廃合などによる管理の問題などと撤去が進むが、『何故』歩きながら本を読み、『何故』銅像になったのかを考えたうえで、二宮尊徳の行ったことを学ばないと…
・ ただ撤去されるというのは、悲しいことで…

境内の様子

【一・三の鳥居】
笠木  : 反り増しあり
島木  : あり
木鼻  : あり
楔   : あり
額束  : あり
その他 : 柱の前後に稚児柱がある
・ よく視る種類の鳥居
・ 明神系鳥居の発展形の【両部鳥居】
・ 色が剥げている箇所はあるが比較的新しい
・ 雪が降っていると別物
・ かろうじて稚児柱が見えるかなぁ…

【二の鳥居】
笠木  : 反り増しあり
島木  : あり
木鼻  : あり
楔   : あり
額束  : あり
その他 : 柱の上部に台輪
・ こちらは明神系鳥居の発展形の一つの【台輪鳥居】
・ こちらの方が新しく視える?
・ 一の鳥居と二の鳥居の間には、狛犬や二宮金次郎像などなど色々と鎮座されている
・ 一の鳥居から真っすぐの位置に鳥居が鎮座

【狛犬】
髪・眉 : 前髪カールで眉は隠れている。髪は荒々しく腰まで伸びている。毛先はカールしている
口・歯 : 四角い歯と立派な牙が上下に2本ずつある。口は大きく開いている
髯   : 顎髭が少量生えている
耳   : 伏せ耳だが、横に伸びている
目・鼻 : 楕円形の瞳。鼻は顔の中心に大きな獅子鼻
毛・尾 : 毛並みは体に張り付き流れている。尾も同じく流れ尾
手足  : 手足はがっちりとして筋肉質
姿勢  : 背筋を伸ばしたお座り姿勢
・ 色白の狛犬
・ 子持ち狛犬と毬持ち狛犬
・ 現代狛犬
・ 毛並みは炎の様に荒々しい
・ 冬場は…………埋もれている

【狐】
・ 二宮金次郎像の足元にもいらっしゃる
・ 鈴付きの赤い前掛けを付けた狛狐
・ 玉を口の中に噛んでいる
・ 狛狐ではなく、灯篭の絵にキツネ
・ 白狐も居られる
・ こちらも口の中に玉
・ 先ほどの絵に似ている

【石碑・二宮金次郎像など】
・ 庚申塚
・ 猿田彦大神などなど
・ 狛狐の後ろに『報徳の心』と『道具の供養碑』

【御社殿前の狛狐】
・ こちらは他のキツネに比べて歴史を感じる
・ 口に入っているのは玉かな?
・ 尻尾は壊れているわけではなく背中にしっかりと張り付いている様子
・ 手足は細い
・ ピンと背筋を伸ばし姿勢が良い

【手水舎】
・ 水は出ていなかった
・ 珍しくステンレス
・ 四脚の建物
・ 屋根は御社殿と同じ材質っぽい

【御社殿】
階層   : 平屋
材質   : 木造
建築様式 : 入母屋造
屋根の特徴: 平入
屋根の材質: 銅板葺
宮彫り  : 龍神様
木鼻   : 龍神様
・ 御社殿のすぐ隣が社務所
・ 御社殿の奥には珠算教室(?)
・ 二宮金次郎像もあることから、此処は学問の場所かな?
・ 綺麗な唐破風
・ 注連縄も太くて立派
・ 冬場の御社殿はまた違う趣がある
・ 参拝時は出来る限り中に入り、落雪に注意が必要
・ 周りは綺麗に整備されている
・ 冬場の参拝時に、重機でしっかりと雪かきをしてくださっていた為、問題なく参拝できる

【社務所】
・ 御社殿のすぐ隣にある
・ こちらで様々な授与品をいただける

まとめ・感想

青森市内の住宅街の中にある神社。境内を散策してみて思ったことは、「神社というよりも学びの場」という雰囲気。
境内の至る所に、説明書きが掲示されている。『鳥居について』・『お稲荷さん』・『二宮金次郎さんについて』・『庚申塚について』とあった。神社の由来などはよく掲示されているところが多いが、ここまで細かに説明書きを掲示しているところは見たことが無い。また境内の奥には珠算教室(今もやっているかわからないけど…)もあり、昔から言う「読み書きそろばん」が今にも伝わる場所、という様に感じられた。

境内はそれなりの広さを持っていると思われるが、色々な物をギュッ!と詰め合わせたためか、「少し手狭」に感じられた。
冬場の境内は全く別の場所のような雰囲気を持つ。銀世界に朱色の鳥居は…いいね!
ただ問題がある。寒さは冬だからしょうがないとするが、参拝中の屋根からの落雪は怖い。コレはどうしようもないので、上を気にしながら参拝し、転ばないように境内を後にした。

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